放射線科

当科は、放射線及びMRIによる検査と画像診断を担当しています。
24時間・365日いつでも検査に対応できる体制を整えており、診療科や看護部等の部署とチームを組んで医療現場に臨んでいます。
当院では画像診断専門医が、CT、MRlの画像診断を行っています。患者さまが、画像診断医に直接会う機会は少ないですが、他科の診療をサポートし、医療の質の向上に貢献できるように取り組んでおります。

検査内容は、一般撮影・CT撮影・MRI撮影・血管撮影・X線透視撮影・病棟におけるポータブルX線撮影・手術室における術中X線透視に分けられ、全ての検査を各放射線技師がローテーションで行っています。

スタッフ紹介

診療放射線技師 8名  アシスタント 3名

当院の主な撮影装置

1.5T超伝導MRI

neurosurgery_photo_04.jpg

X線を使わず磁力で撮影します。脳の表面や断面を詳細に画像化し小さな脳梗塞や脳腫瘍などの診断に利用されます。
またMRAでは脳血管をより鮮明な画像を映すことができ、脳動脈瘤や脳血管の狭窄などの診断に有用です。 

マルチスライスCT

neurosurgery_photo_03.jpg

MRIとほぼ同等の性能で高速撮影が可能です。頭蓋内出血、頭部外傷、骨折の診断に優れています。

血管造影装置(DSA)

neurosurgery_photo_01.jpg

血管の形態、血流状態などを撮影し、動脈や静脈の病変を診断します。
画像を拡大しても微小血管を映し出せるため、より末梢の複雑な病変の診断も可能です。
デジタル処理により血管の3次元表示、1mm以下の血管のリアルタイム表示ができます。

外科用X線TV

radiology_photo_01.jpg

透視画像を低被ばくの線量で高画質に長時間みることができる装置です。

一般X線撮影 間接変換FPD装置

radiology_photo_06.jpg

低被ばくで高画質の画像を撮影することができる装置を採用しています。
また、従来より短時間で撮影することができるため、患者さまの待ち時間の緩和にも寄与します。